減塩と塩

減塩について

食塩の過剰摂取は確実に血圧を上昇させ、ひいては高血圧症を引き起こしてしまうこと は皆さんご存知ですね。
人の体のメカニズムは自律神経やもって生まれた体の作りにより保とうと働きますが、 一旦その機能が狂うとなかなか元に戻すのは大変になります。

塩が万病の元のような扱いを受ける傾向にあり、減塩!とどこでも歌われております。 塩は古くから薬としても用いられてきました。昔の人の知恵は侮れません。 よい物として重宝されてきた物には必ず裏づけがあるのです。

私たちが塩と呼んでいるのは、食卓塩が多く食卓塩は高純度の塩化ナトリウムで出来ています。 塩は本来海のミネラル成分を大量に含んでいました。「食卓塩」とは違うものです。

食卓塩は人工的に作られた物です。本来の塩とは意味も細かい成分も違うのです。 塩作りには時間と場所も要します。塩を人工的に大量生産することによりコストを抑えることができましたが、 塩本来の大切なミネラルまでをも再現することは出来ません。

食卓にある塩の成分を見てみましょう。「食卓塩」のほとんどが塩化ナトリウムで形成されているはずです。 価格と引き換えに塩のミネラル成分を失ってしまうことになったのです。

最近の傾向として減塩指向はとどまるところを知りません。 スーパーやデパートで売られている惣菜からお菓子にいたるまで 広告やキャッチコピーに塩分ひかえめ!といった文字に目がとまります。


減塩の傾向の間違い

海の水から作る昔ながらの方法で生産された塩ならば、当然海のミネラル成分がたくさん含まれています。 塩化ナトリウムは人体に不可欠のものですが、過剰摂取は逆に有害なものになってしまいます。 海の水の良いところをそのまま持っている塩は塩化ナトリウムの害を打ち消すカリウム を始めとするさまざまな働きをする物質を多く含んでいるのです。
これらの物質のすべてが体内でどのような役割を果たすのかは、 完全に解明されているわけではありませんが、有用性が徐々に明らかになってきているのです。 食生活習慣を見直し、通常使用していた塩の量を減らすことは決して間違いではあ’ りませんが、その前に塩そのものに関心を持ってください。

私たちは当たり前に取り入れているが知らないことが多くあります。塩もいい例ですね。 塩化ナトリウムは塩であり塩ではないと考え、海のミネラルをたっぷり含んだ塩を日常の料理に使用する用に心がけてください。 塩を知ることで生活習慣病や高血圧症も予防でき 必ず減少傾向に向かうはずです。