減塩の方法

減塩の方法について

減塩について今のように過敏になったのは、昭和50年ごろからでしょうか。 塩摂の取量は減少の一途をたどりますが、昭和62年からは、コンビニが普及に伴い、 再び塩の摂取量は増加の方向に転じます。

コンビニの弁当やスーパーなどのお惣菜の急激な普及も、塩分摂取量増加の原因と考えて もいいかもしれません。 一般に、塩味が足りないとまずく感じ、適度に塩味をきかせると美味しく感じます。コ ンビニや、ファミレスなどの外食やテイクアウトの料理、ファーストフードなどは、 家庭料理に比べ塩分が多くなっているようです。

減塩運動が目指した食塩の量は一日10グラム程度でしたが、カップラーメン であればスープ込みで三杯分に相当し、寿司ならにぎり寿司約20個に醤油をつけた場 合と相当し、梅干しなら3個、漬物なら物にもよりますが100グラムの塩分の量に 相当します。

同じ塩分の量を含んでいても、料理法を工夫すれば、使った塩の量は少なくても、塩味は十分にきいてい るように感じさせることができるのです。 たとえば枝豆を煮る場合、普通なら最初に塩を全量入れますが、数回に分けて入 れると、同じ塩の量でも塩味がきいた味付けに仕上がります。

最初から全量入れますと枝豆全体に塩味が広がるのに対し、分けて入れ ると表面に近いところに塩分の分布が多くなるという訳で、強く塩味が感じられます。


減塩と塩を摂らない違い

塩
人間の味覚の特徴のひとつですが、 同じ料理でも、熱いうちに食べるより、冷まして食べる方が、塩味が濃く感じられ ます。温度が低いほど塩分に敏感になる特徴があるので同じ塩分でもしょっぱく感じたりするのです。

少ない塩でも献立の組み合わせで、塩味をきかせたように感じさせることができ ます。定食を例に塩分について考えてみると、全体に使われている塩分は同じで、 炊き込みごはんと、普通の白いごほんの定食があった場合、 白いごほんの定食の方が塩味を感じるはずです。

舌が塩味に慣れてしまう塩分濃度が似通った献立で、塩味がきいた品 とうす味の品を混ぜた献立だと、味にメリハリが出て、塩のうま味による満足度が高くな ります。

適度な塩分の摂取がいけないのではなく、あくまでも塩に含まれるナトリウムの過剰摂取が問題であって 塩の取り過ぎがいけないと勘違いしている方が多いようです。 塩の成分のナトリウムの摂取量だけが問題ではなく、ナトリウムとカリウムやマグネシウムをバ ランスよく取ることが大切なのです。

塩分に含まれるカリウムには、ナトリウムを体外に排出させるはたらきがあるのです。 そこでミネラルを多く含んだ天然塩が見直されてきたのです。


天然塩が優れている

身体によい自然塩、低納塩は塩に含まれるナトリウム分か60%と低く、 体の外に出す働きのカリウムは25%含まれているものも多くあります。

一般の塩にはカリウムに比べてナトリウムがかなり多く含まれているため、 塩に含まれるカリウムだけで、余分なナトリウムをすべて体の外に排出させることは 難しい。塩を買うときはその成分も重要であるために、成分表示も気をつけて見るようにしましょう。

塩は一般家庭では1キロ買えばかなりあるわけです。その場で高いと感じるかもしれないが、 健康や体のことを考えるならば、私なら高い自然園を買いますね。

カリウムは水に溶ける性質を持っており、食品に含まれているカリウムは煮出してしまうと水に溶け出してしまいます。 ということは、自然塩を使った煮汁ごと全部食べられるものが好ましい。 例えば塩たらを使った「たら汁」魚醤を使った鍋、一番手っ取り早く自然塩(カリウム)を摂るのには味噌汁です。

塩分が多い理由から味噌汁を敬遠する人も多いが、カリウムを多く含むわかめの味噌汁などお勧めです。 海藻にはカリウムが多く含まれナトリウムの約3倍も含まれている。

野菜をたくさん入れた味噌汁をつくると、カリウムの割合を多くすることが出来る。 インスタントの味噌汁の場合は、カリウムがわずかでナトリウムが多くなっているので、 玉子一個を溶きいれると、カリウムの割合を高め、カリウム不足を解消す ることができます。