日本人と塩

日本人と塩について

塩は昔から生命を維持していくのに大変必要な物でした。これを安定供給しようと日本政府はイオン交換樹脂膜製法により食塩を作り出しました。

海沿いの人だけではなく、なかなか塩が手に入らない地方の方にも安定供給ができるようにするためです。日本人は塩を塩田により作っていました。塩田による塩の製造は古くからの日本の文化です。 しかし、塩田で作る塩は当時の日本ではとても高価でいっぺんにたくさんすぐに作ることは出来ませんでした。

お天気などにも塩作りが左右されてしまい、生産効率も悪いため、塩業近代化臨時措置法を日本政府が発令しそれまでの塩田による塩つくりを禁止したのが そう昔ではない1972年のことです。

イオン交換樹脂膜製法により作られた塩は食塩であって塩でありません。もうお分かりいただけたと思いますが、食塩は99%以上を塩化ナトリウムで出来ています。 塩とは本来、海の恵みでありナトリウムも当然含まれますが、カルシウム・マグネシウム・ナトリウムを体外に出してくれるカリウムや微量元素全部を含めた物が塩なのです。

日本人が昔ながらにやってきた塩田製法を捨てたことにより、安定した塩の供給がされるようになりましたが、その分逆に成人病を増やす結果になったのではと考えられます。 ここ最近になり、危機感を感じた日本政府により、塩を民間で作ることが許可されるようになりました。

日本人と塩の関係

諸外国に比べると、日本人は昔から塩を多く摂取する傾向にありました。諸外国に比べ日本のお水には、ミネラル分があまり含まれていません。 よって自然と塩のミネラルを利用したと考えられます。

日本人は本来塩田により塩を昔から作ってきました。楽をしたり多角化・短縮化すると何かしら足りなくなる物です。時間をかけてじっくり作った塩だからこそ 有効なミネラルが壊れず、逃げずに塩として出来上がっていたわけです。今の日本人に通じるように感じますね。

いつの世も、ハイテクな産業は日本人が発展を遂げる上で大切なことです。しかし、アナログで職人によりじっくり行われた作業は決して無視は出来ません。 ハイテクにより良い物はどんどん取り入れながらも、アナログの部分をないがしろにしてはいけないのです。

今、私たち日本人の多くが、たかが塩と心に求めてくれませんが、されど塩なのです。昔ながらのいい塩を私たち日本人は取り入れなければいけません。 サプリメントで足りないミネラルを補給するのもいいでしょう。しかし、昔はサプリメントが無くてもバランスのよいミネラルを取り入れていけたことをもう一度考えてみてください。