セレニウムと抗がん物質

セレニウムについて

発ガン物質と疑われてきたセレニウムですが、その後の実験や疫学調査でセレニウムが発ガン作用をもつ 証拠はほとんど見受けられませんでした。逆に抗ガン作用があることがわかりました。 小量のセレニウムには抗がん作用があるようです。多量に摂取することは避けたほうがよいでしょう。
セレニウム摂取量不足による発ガンリスク増大の可能性が示唆され、セレニウムはモルモットの実験で 自然発生がんを抑制し、皮膚がんの発生を抑えることもわかってきました。 肝臓がん、大腸がん、乳がんなどの発生を抑えることもわかってきました。

セレニウムは毒性があるものの、小量であれば発がんを抑える効果があり大量に摂取すると 成長障害、肝障害、賢毒性の危険があることがわかりました。

セレニウムは白血球機能や免疫機能を高める物質であり、細胞を活性化させ白血球を刺激してくれるのです。

セレニウムの効用について

セレニウムはがんの発症を抑え、転移も防ぐ働きがあり、狭心症や心筋梗塞の予防に役立つ物質です。 セレニウムは体内でプロスタグランディンを作るのに必要な物質です。プロスタグランディンは血管を広げてくれて 動脈硬化や心筋梗塞、脳血栓などの成人病予防煮効果があります。抗酸化剤としての役割を持つセレニウムは、 体内で酵素に変わり、糖尿病、白内障などの成人病の予防に役立つ酵素を作るのに必要になります。
魚や海藻などの海産物はセレンが多く含まれ、にがりや塩にもそれは含まれています。 セレニウムは水銀を解毒してくれます。魚にはセレニウムが多く含まれていますが、 中でもマグロには多くのセレニウムが見受けられます。

セレニウムは解毒酵素の一つと考えられ、水銀などの中毒症を起こす物質が多いほどセレニウムの値は多いのだそうです。 セレニウム中毒にかかると、セキや吐き気が起こります。この状態を放置して更に摂取し続けると、肝臓や腎臓、胃腸に障害が出ます。

しかし、セレニウムが欠乏してしまうと、成長障害や不妊症、肝臓障害を引き起こします。 適量を天然塩やにがりから摂ると良いでしょう。