塩を知る

塩について

塩は私たちの体にとって必要不可欠であることがわかっていただけたと思います。 また、過ぎた減塩は病気を元であることもここまででわかっていただけたかと思います。 「沖縄の塩」や「伯方の塩」「竹塩」「低納塩」などの天然塩であれば 一日10グラム程度の摂取がちょうど良いということになります。
塩を取りすぎるとよくないのはいうまでもありませが、体内の細胞が必要な栄養を取り入れたり、 いらない物を吐き出すのは、塩として摂取したナトリウムイオンが浸透圧をコント ロールしているので非打つよう不可欠なのです。 塩を取り過ぎると言うことは、ナトリウムイオンの濃度を濃くしてしまうわけなので 細胞のはたらきを害してしまう恐れがあるわけです。

塩分の濃いものを食べ過ぎるとどうなるでしょう。過剰な塩分の摂取により体液中のナトリウムイオン濃 度が濃くなり、浸透圧が高まり過ぎて、細胞の水分はどんどん外に出ていき 危険な状態になります。

塩分の濃いものを食べるとノドが渇いて水が飲みたくなりますが、 ナトリウムイオン濃度を薄めなさい指令を出しているから起こる現象です。塩分濃度の濃いものを食べたすぐ後ではなく しばらくしてその現象が起こるのは、細胞レベルで吸収と排出が行われた結果起こっているのです

塩と性質について

人間の身体はよくできていて、環境が変わると環境に適応する性質ももっています。 塩分濃度の濃いものを食べることに慣されくると、徐々に水を飲めという指 令も鈍くなってきてしまいます。新しい環境に慣れようとする働きのほうが強くなってしまうのです。
塩分の取り過ぎにより高血圧につながる可能性は考えられます。体内で不要なものは血液中に出され、 血液が腎臓で濾過され、老廃物などは尿として体外に出されます。 塩分を取り過ぎるとナトリウムイオンを排泄するため、心臓はたくさんの血液を循環させようとします。 その結果、血液を循環させる圧力である血圧が上昇のしてしまうのです。

浸透圧の関係で過剰なナトリウムイオンが血管の壁を収縮させ、血管が細くなって血液が良く流れなくなり、 血圧が上がるようになってしまいます。塩分の取り過ぎだけが高血圧の原因ではありませんが、 塩分の取りすぎが高血圧に関連していることは言うまでもありません。

しかし、塩の中には高血圧を下げる効果のある「マグネシウム」「カルシウム」などのミネラルも同時に摂取できるので 塩をたつことだけが高血圧の予防につながらないということです。食塩ではなく、ミネラルを多く含んだ天然塩を 取り入れていくことで改善の方向に向かうと考えられます。適量の天然塩を摂取するようにしましょう。