相撲と塩

相撲と塩の関係

相撲と塩の関係について考えて見ましょう。夕方遊びから帰ってくるとNHKで相撲の取り組みを毎日やっていた記憶があります。子供心に「キューティーハニー」がみたかったり、 「マジンガーZ」が見たかったりしたのに、職人である父親がテレビのチャンネル権を持ち、相撲をずっと見ていた記憶がよみがえります。

子供心になぜ、相撲の取り組みの際に塩をまくのかわかりませんでした。というか、その当時は、相撲の取り組みの際に塩をまくのが何も疑問を感じなかったのが本音です。 相撲取りが、高々と塩をまいたり、塩をちょこっとなめてみたり、横に投げてみたり今でも様々なスタイルですね。

相撲の際の塩はどんな意味があるのでしょう?彼ら相撲取りにとっては神聖の場だからでしょうか。それとも相撲は日本の国技でおき読めの意味でなされているのでしょうか? どちらも詳しい理由はわかりませんが、一つの要素にもなっているのかもしれませんね。

相撲と塩の意味について

相撲の取り組みの際に塩をまく本当の意味は、土俵ですっ転がって擦り傷や切り傷が耐えません。塩には傷を早く治す効果があり、 傷口を可能させない効果があります。このことが一つの理由です。

また、相撲の取り組みの際に塩をちょっとなめるのには訳があるのです。塩に含まれるミネラル物質により神経が興奮状態になるのです。 興奮状態になった塩をなめた力士は、力強く1トンもの力で躊躇することなくぶちかましが出来るのです。これも塩と相撲の意味の一つです。

また、稽古の際に投げ飛ばされて生傷が耐えない相撲です。当然口の中もきってしまうこともあります。 そうした傷口を早く治す止血効果がある塩は、口の中を汚したときに口の中に放り込まれます。

相撲業界も若い親方や塩のことについて知っている親方ばかりだといいのですが・・・今日昨日キチンと段階を踏んでいなければ、 こういった細かいこともわからないのではと思います。時間短縮や合理化も言いと思いますが、「当たり前の意味」についても考えてほしい物です。

相撲の土俵は、天然塩の水溶液である「にがり」を固められて作ります。土を相撲取りの取り組みで固くすることも一つの理由ですが、 にがりをしっかり練りこむことで、稽古で転んだときの消毒と止血作用を見据えてのことなのです。