海と塩

塩と海について

海は塩の素です。1kの塩を作るのにどれだけの海水を必要とするでしょう。 私たちがなめて「しょっぱい」と感じる海水ですが、実は3.5%程度の濃度なのです。 海水は3.5%の塩と96.5%の水からで来ています。で、海水1Lの塩分濃度は3.5%ですから約35gになりますね。

海水30リットルないと、1kの天然塩は作れないことになります。すぐさま蒸発させることは出来ないので 時間をかけて乾燥させていきます。海の水はただじゃないか?と思うかもしれませんが、塩をしのぎとして持つには かなりな場所と労力がいるのが想像していただけるでしょう。スイカを食べて余ったからといって簡単に捨ててしまうのではなく 手洗いや足湯などに使ってください。塩は海の恵みなのです。

塩に限らずあなたがお金をはたいて買った物は、あなたがどう使おうが自由です。 しかし、このようにあなたの手元に届くまでにはどのような過程を経てきたか、どれだけの手間がかかっているかなどを考え なんでも大事にしていただきたい物です。

一つの当たり前の物に対して「ありがたい」と言う気持ちをこめてください。 当たり前にある海ですが、私たちの生命をもつかさどることをお忘れなく。


海がもたらす恵みの塩

海水からできる塩だけではなく、魚や海藻類の昆布やひじき、メカブ、のりなども海の恵みです。 これらの海の恵みにも塩同様に豊富なミネラルが蓄えられています。手間がかかると敬遠しないで必ず1品は 海の恵みを食卓にあげるようにしましょう。海藻類は乾燥させてあるので必要な分だけ水で戻して使えます。

1人住まいの方でも朝ごはんに使えます。酢の物や味噌汁など汁ごといただける物がお勧めです。 海藻が苦手な子どもには、ミートボールに野菜とひじきを混ぜてあげてもいいですね。おかずとして佃煮にしてもいいですね。 だんなさんのつまみには、納豆メカブや天日干しの魚などお勧めです。ぜひ取り入れてください。

ちりめんじゃこやしらすや小女子を炊き上がったご飯にまぶして食べるのもおいしいです。 なんか、おばあちゃんみたい!と言うお声も聞こえますが、バランスの良い食生活こそ健康につながるのです。 お金をたくさんかけなくても出来る健康です。格好は二の次でいい。笑う人がいれば笑わせて置けばいいのです。 笑う人には塩や海がもたらしてくれる恵みについて教えてあげましょう。

一日に必要な塩分は10グラム程度です。天然塩・自然塩の10グラムのうち約1グラム程度がミネラル成分です。 この1〜2グラムが、私たちの体に重要なのです。 毎日の食生活の中で、塩こそがバランスを取れた食生活に導いてくれるのです。